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2012年4月

2012年4月11日 (水)

ロボカップイランオープン2012訪問記

2012/04/03
テヘラン空港到着。入国審査直前のVISAカウンターでVISA発行をお願いする。ロボカップ委員会からの手紙、パスポート、帰りのEチケットコピーを渡して、しばらく待つ。呼び出され、隣の銀行窓口で40の金を払ってこいといわれ、「40」と書いた手書きの紙を渡された。単位不明。窓口行って紙を渡したら、50ドル強だった。支払い証明を再びVISAカウンターに出して、しばらく待つ。無事、VISA習得。所要時間30分ぐらい。Eチケットコピーは戻ってこなかった。コピーは複数所持なので、無視して入国審査へ。

発行されたVISA付のパスポートを入国審査へ出すと、何やらいろいろパソコンに打ち込み始めしばらく待て、と言われる。しばらく待ち、別室に通され、指紋を全指取られる。イラン国内での連絡先を聞かれ、ロボカップ委員会委員の先生の携帯電話番号を伝える。滞在ホテルを聞いていなかったので、ロボカップ委員会委員の先生にその場でTELして、説明してもらい、事なきを得る。ここまでで、飛行機出て1時間ぐらい。荷物受取所では、既にベルトコンベアーが止まっていて、その辺に荷物が置かれている。私の荷物がない。係員らしき人もいない。色々探すが、よくわからん。係員待ちをかねて、ベルトコンベアー脇の両替所で米ドルからイランリアルへ。ドル、ユーロ、英ポンドは換金レート表示あったが、日本円レートは未表示。円からリアルへ換金できるのかな?何やかんや言っても、国際的にはドルが便利。1週間滞在分として500ドルをリアルに換金。クレジットカードが使えないので大目に換金。厚さ2cmぐらいの札束に。数えるのめんどくさいので、一応信じて、ベルトコンベアに戻る。ここまでで、飛行機出て1時間半ぐらい。

やっぱ、係員を発見できないので、そのまま出口に向かい、出口のセキュリティ検査の人に、質問。Iran Air Bagguage Service という窓口で対応してくれるみたい(私のフライトはQatar Air)なので、そこに行く。しばし待たされる。他にLost Bagguageらしき人がいて、ホテル名らしきものを書類に書いていた。私の順番になり、荷物タグを見せ状況説明。係員が、隅の方を指さすと、そこに私の荷物が。入国手続きが遅くて、別途、回収されていたらしい。

出口のセキュリティを抜けて、無事、ロボカップイランオープンの出迎えの方と合流。ここまで飛行機降りて2時間弱。テヘラン入国時は、十分、時間に余裕を見ましょう。

出口出てすぐに、携帯電話ブースがあり、SIMカードゲット。データSIM欲しく頼んだが、来たのは通話のみだった。10ドルぐらいで3ドルの通話付。買うとき両手の指紋捺印。

空港からホテルへのタクシーは、日本標準ではかなりの年代物だが時速100キロ以上で、元気に走る。空港近くは、野原が広がっている。何となく、記念に車窓から風景の写真を撮ると、監視塔らしき建物が目に入る。「?」と思い、塔の近くを見ると、カモフラージュされた高射砲がずらっと並んでいた。あわてて、デジカメデータを消去。デジカメはGPS付。見つかったら大変だった。汗。ホテルまで高速道路で1時間ぐらい。タクシーは爆走。タイ並かな。道路はよく整備されている。

ホテルチェックイン。パスポートはフロントにあずける。パスポートコピーは必須。

ホテルの部屋の金庫の電子ロック不調。ハウスキーパーの人が修理に来てくれたが、修理できなかったようで、隣の部屋から、代わりの金庫を搬入。ふつう、この手の金庫は壁に固定されているものだが、ここは、移動可。ちょっと、使うのに不安が(汗)。

ホテルの人にロボカップ会場を聞くとホテルから直線距離で1キロ程。「車の手配はどうする?」と聞かれ、徒歩で行くと答えると、怪訝な顔をされ、ホテル玄関を出ても、しばらくは道案内をしてくれる。途中で2つの高架道路を渡る必要があるが、歩道橋がだいぶ離れている。横断歩道はないので、いくつかの道路を、車のすきを見てわたる必要がある。歩道も整備されていない場所が多い。予想の倍以上を歩いて、ようやく会場へ。ホテルの人の心配もわかった気がした。ロボットや工具を持っていたら歩きたくないぐらいの距離とスリルだった。帰りは、ロボカップ委員の人がホテルに送ってくれて、少しほっとした。

2012/04/04
イランオープン初日終了。予選第1試合。初参加のチームが多く、また予選はじめというということで、あまりロボットは動いていなかった。動かないためか、スケジュール通りだった。15分スロットで10分試合、ハーフコート。試合前に、フィールド以外の電源、プロジェクタ等の競技インフラがきちんと準備されており、タイオープンよりは準備が良かった気がした。世界大会でのイランのチームメンバーは、色々クレーム付ける(イラン流?)人が多く、きつい印象が多かったが、イランオープンでは、リラックスした雰囲気で、大変気さくな感じでした。明日は、9:00から試合、15:00から私の講演。私は、東日本大震災で活躍した
ロボットの話と、ISO13482のサービスロボット安全の話をする予定。その準備もしないと。

安全に関しては、特に書くことが無いくらい、まったく普通の外国。交通事情も、タイや中国
ぐらいの感じ。これでビールが自由に買えたら、全く、普通の外国。どこが危ないのだか、現状不明。欧米からもイランオープンに参加している。オランダチームメンバーとも話したが、これが2回目、ロボットの持ち出しも全く問題なし、安全も問題なし、と言っていた。

会場往復は徒歩で片道20分。健康のために本日は歩く。
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2012/04/05
会場にタクシーで。ホテルの人に価格交渉してもらい、1.5ドルぐらい。安い。サービスロボット安全国際規格に関する講演会。聴講者はロボカップ関係者中心に30名ぐらいかな。安全国際規格の話は新鮮だったらしく、色々、質問を受けた。知人の招待で、夜に街中でディナー。24時ぐらいでも、メインストリートは車で渋滞、人々は公園やレストランで楽しげに談笑。子供もいっしょ。すごく平和。犯罪には、非常に厳しい罰があるようで、夜でも思いのほか安全。

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2012/04/06
会場にタクシーで。ホテルの人に価格交渉してもらい、今日は雨模様のため7ドルぐらい。高い。日中の競技は順調に進む。

夜は、別の知人と夕食。あまり時間がなかったので、ファストフードを選択。若者の多い場所に連れて行ってほしいとお願いしたら、通称「ナンパ通り」へ。男女別に車で来て、気に入ったグループ同士、車を停めて道端でお話しをするらしい。他の国のようにナイトクラブがないので、夜はレストラン、公園、道端でお話しするのがイラン流らしい。
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2012/04/07
昨日の夜、寝る直前に停電。廊下は明るいので、私の部屋だけ。めんどくさいので、そのまま就寝。朝起きても、やっぱり停電。朝食がてら、ロビーに降りてフロントに修理を依頼しようと考えて廊下に出ると(こういうことは、電話より対面での説明の方が話が通りやすい)、ちょうど掃除の人が。事情を話すと、すぐに対応してくれるとのこと。朝食から戻ると、
電気が来ていた。電気があると、やっぱ、便利。

帰りのタクシーは白タク。若者の運転手。10ドルと言われたが相場がわかっていたので、結局6ドルに。若者の失業率30%以上だったかな。がんばれ、若者。
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2012/04/08
帰国日。バザールによって土産を買う。イランはサフラン大国、価格は日本1/5-1/10。良いパッケージ工場が少ないとかで、サフランを一度輸出して、加工品を輸入して、売っているとか。もったいない。果物も豊富でおいしい。テヘラン周辺には空き地が目立つ。近郊農業やサフランで、もっと国が豊かになるのではと思った。

テヘラン市内に昨年開通した3キロのトンネル。イラン独自技術で掘ったそうだ。10キロトンネルの計画もあるそうだ。

「テヘランの屋根」と言われるテヘラン北部の山にも立ち寄る。駐車場は1800mぐらい。
ロープウェーで4000mぐらいまで上がれるようだが、時間がないのでパス。景色が素晴らしい。カフェもある。カップル、家族連れも多く、皆リラックス。私もお茶をして、友人たちとしばし談笑。

テヘラン空港到着は、搭乗3時間半前。チェックインは3時間前からなので、しばらく待たされる。チェックインカウンターに行く前にセキュリティがある。チェックイン後、飛行機側に向かって右手隅に出口があるので、そこから再度出られます。エアコンが止まっていて、少し暑かった。

テヘラン空港では無料でWiFiが使えるが、SMSが使える携帯が必要。IKIA Free Internet #につなぐと、「SMSで"2"と書いて、指示した番号に送れ」と書かれたHPに飛ばされ、そのとおりに送ってIDとパスワードをゲットする必要あり。携帯がないと、このNet使えません。
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2012/04/09
帰国。「百聞は一見にしかず」をこれほど感じた事はなかった。帰国遅延を覚悟しての渡航だったが拍子抜け。限られた範囲でしかないが、私の見た場所、話した人々は、きわめて普通。イランの学生たちは、大変貪欲で、会場では色々な質問をされました。この熱意の半分ぐらい、うちの学生たちにあったらなぁ、と思った(笑)。

イラン―イスラエルの紛争が懸念されいますが、テヘラン市民の生活には大きな影響はないようです。

アメリカの先生もロボカップに奥様連れで参加しており、大会終了後は「世界の半分」と言われる美しい街、イスファハンに観光に行くと言っていた。ロボカップでは色々な国にいっているがまた行ってみたい国がイランなりました。もう行きたくない場所は、国際紛争を避けるため秘密(笑)。

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